そもそも、人はどうして汗をかくのでしょうか

皮膚には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2種類の汗腺があります。基本的に、汗をかいたと感じた時は、エクリン腺から出る汗のことを指しているのだとか。出たばかりの汗はほぼ無臭ですが、皮膚にもともとある皮膚常在菌が作用することで匂いを発するので、汗が出たら素早くケアすることが大切です。
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(1)汗が出るのを抑えたいなら
ある程度スムーズに汗を出すことは汗腺を正常に保つために必要ですが、汗が出るのを抑えたい場合は、制汗効果があるパウダースプレーや直接塗布するタイプの制汗剤を活用しましょう。特にパウダースプレータイプは首や胸元、脇、脚など全身に使用することができるので便利です。


(2)出てしまった汗を素早くケアしたいなら
汗が出てしまったら、素早く拭き取ったり洗い流すことが、清潔さを保つポイント。すぐにシャワーなどを浴びることができない外出先では、シートタイプのものがお役立ち。汗が出たらこまめに汗拭きシートで拭うようにしましょう。

(3)汗のニオイが気になるなら
汗の臭いが気になる場合は、臭いの原因となる細菌を殺菌してくれるデオドラントタイプのものを活用しましょう。特に、手に取って直接肌に塗るウォータータイプは、爽快感も得られるのでおすすめです。

  • 多汗症かな?と思ったら、チェックポイントは次の7つです。

・精神的な問題
・病気
・ホルモンバランスの乱れ
・食生活
・更年期
・遺伝
・タバコ


多汗症の最も大きな原因だといわれているのが、精神的な問題です。ストレス、緊張、不安などを感じることで、自律神経が乱れてしまい、汗をかきやすくなります。
また、何かの病気によって多汗症を併発することもあり、この場合は病気を治さないと改善するのは難しいでしょう。
それに、ホルモンバランスが崩れてしまうと自律神経が乱れて、汗を大量にかいてしまいます。

肉中心といった偏った食生活をしている場合にも、体温が上がりやすくなるため、汗をかきやすいです。
更年期になるとホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れるので、汗をかきやすくなって、多汗症になるケースもあります。
多汗症は遺伝する可能性もあるといわれているため、近親者に多汗症の人がいる場合は、自分も多汗症になるかもしれません。

そして、タバコにはニコチンと呼ばれる中枢神経を興奮させる物質が含まれており、これによって汗が出やすくなります。
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